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三村さんとの思い出話。 category : Headline, Messege 2009.11.9

97年のシーズン、8月終盤の阪神戦の試合後のミーティングで、選手全員の前で名指しで言われました。
お前みたいに自分の成績ばかり考えてホームランばっかり狙ってる選手がいるから勝てない、チームの事を考えたバッティングならあの場面は内野ゴロのゲッツー崩れを狙って確実に一点とるべきだろ?ってな具合。

いままでそんなバッティングを指導してないのにいきなり。

僕は完全にパニック。ホームランを打ってはいけないような錯覚に陥りました。
この年の開幕前に、三村さんと今シーズンホームラン30本打てばフグをご馳走してやるという約束をしてましたが、
気分は複雑(笑)

そして30ホームラン達成した日に、なんと三村さんから
打率3割いかないと無効だといきなり新しい条件(笑)

ちくしょー、絶対3割打ってフグを死ぬまで食ったる!
(ほんまにフグの毒であたって死んだりして)

ってなもんでその年、3割30ホームランを見事達成し、
高い高いフグをたらふく頂きました!

この年に始まったフグ会が去年までずっと続いてました!
もちろん、三村さんが監督を辞めた98年からは僕の支払いですよ(笑)

その度に三村さん、お前にご馳走になるようになったか、
俺も落ちぶれたもんじゃ!
と言って、教え子が育ってるのを微笑ましく見てました!

2009.11.09 Monday

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